鼻の症状
鼻炎(アレルギー性鼻炎やかぜに伴う鼻炎)
鼻みず・鼻づまり・くしゃみなどの症状がおこります。
感染症との鑑別検査やアレルギー検査などを提案し、併せて適切な薬物治療を行います。
特に、アレルギー性鼻炎では、抗原除去などの環境整備や鼻うがいなどの生活指導を行います。慢性的な症状やアレルギーの強い重症の方については、舌下免疫療法(ハウスダスト・ダニアレルギー)や日帰りでの鼻粘膜焼灼療法(コブレーション)などの治療にも対応しています。
副鼻腔炎
かぜや歯科感染症に伴う感染性の副鼻腔炎に加えて、近年では喘息症状や鎮痛薬アレルギーと関連する難治性の副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)が増加傾向にあります。
鼻茸に伴う鼻づまりや嗅覚障害の症状が強いのが特徴です。当院では、鼻咽頭ファイバー検査やCT検査などで詳細な診断を提案します。 治療についてはまず投薬治療を行いますが、薬物抵抗性や鼻中隔弯曲症を合併する難治症例につきましては、御希望に応じて提携する総合病院での手術を勧めております。 連携する手術対応病院や院長自身が執刀する連携病院(友愛医療センター)への紹介が選べますので、診察時に承ります。
また、手術歴のある再発の副鼻腔炎については生物製剤(在宅自己注射管理)での治療も可能になります。 院長は豊富な治療実績がありますので、併せて診察時に御相談ください。
耳の症状
耳だれ
原因として、鼓膜までの外耳道に炎症を起こす外耳道炎、鼓膜やその中の中耳に炎症を起こす中耳炎、まれに腫瘍などがあります。
原因に対して、適切に耳処置や投薬治療(内服治療、点耳・外用治療)を行います。
耳痛
耳だれと同様に外耳炎、中耳炎など耳の疾患で起こる場合や、のどの炎症が波及しての痛み、帯状疱疹、まれに腫瘍などが原因となります。
鼓膜所見の確認や中耳CT検査などで原因を調べ、適切な治療方針を提案します。
難聴
障害されている部位で伝音難聴(中耳炎など)、感音難聴(突発性難聴、老人性難聴など)、混合難聴に分けられます。
耳の診察に加えて聴力検査やCT検査を適宜組み合わせて原因を考え、適切な治療を提案いたします。
めまい
めまいは様々な原因で起こります(複数の要因が重なる場合や、不明な場合もあります)。生命にかかわる危険なめまい(脳の疾患や心疾患等)が疑われる場合は、速やかに当該専門科・病院へご紹介いたします。
耳鼻咽喉科で治療可能なめまいは、原則内耳の障害が想定される病気(良性発作性頭位めまい症、メニエル病、突発性難聴、前庭神経炎等)であり、当院では眼振検査、重心検査、聴力検査などを組み合わせて総合的に診断いたします。
リハビリや内服、症状が強いものでは点滴での治療を行います。診断・治療に難渋する場合には、連携する総合病院の耳鼻咽喉科での精査・治療をお勧めします。
のどの症状
咽頭炎・扁桃炎
のどの炎症の多くはウイルスや細菌の感染が原因で起こります。痛みや飲み込みづらさが生じます。ウイルス感染(いわゆる感冒)であれば対症療法になりますが、細菌感染から扁桃炎などを起こした場合は重症化(周囲への感染波及や膿瘍化)する懸念があるため抗菌薬の投与を行います。
扁桃炎が反復し慢性化してしまった場合には、連携病院へ紹介し手術(扁桃摘出術)をお勧めしています。
のどの違和感、声がれ
のどのつっかえ、詰まり感、飲み込みにくさや声の不調(嗄声)などが持続する場合には、慢性の炎症や腫瘍(特に悪性の腫瘍)などの可能性を考えます。
当院では、喉頭内視鏡検査(ファイバー検査)などを用いて原因を調べます。炎症であれば内服治療で治療を行いますが、腫瘍性の病気が見つかった場合には、さらなる精査(造影CT検査等)や頭頸部外科治療が可能な病院へ連携し御紹介いたします。
院長は、大学病院の勤務時に頭頸部がんの治療に従事した経験も多数あり、がん治療認定医資格も有しておりますので、初期の治療相談については適切に対応いたします。
くびの症状
くびの腫れ
頸部には顎下腺・耳下腺などの大唾液腺や甲状腺、リンパ節などが存在し、これらが炎症や腫瘍などで腫れることがあります。
リンパ節や唾液腺などは炎症で腫れることも多いですが、腫瘍(リンパ腫、唾液腺腫瘍、悪性疾患の頸部リンパ節転移)などが原因となることがあります。腫瘍が強く疑われる方や腫れが長引く方については、二次精査が可能な連携病院への紹介を行い、適切な治療につなげるようにいたします。
